エステサロンのSNS活用法とその注意点

すっかり身近な存在になったSNSですが、ビジネスでも活用される例が増えています。エステサロンオーナーのなかにも、SNSでビジネスチャンスを増やしたいと考えている人がいることでしょう。そこで今回は、SNSの活用に焦点をあわせてご紹介します。

エステサロンがSNSを活用する目的

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TwitterやInstagramなど人々の日常のなかにSNSが溶け込んでいる昨今、マーケティング戦略にSNSを利用している企業はめずらしくありません。ビジネスのために利用するのであれば、その目的をしっかり認識しておく必要があるでしょう。

現在では、ホテルやレストランなど初めての場所に訪れる前に、SNSで雰囲気や評判などを下調べすることが一般的になっているのではないでしょうか。エステサロンへの来店を検討する場合も同様に、SNSの情報をもとに、他サロンとの比較を行って選択する人が多くなってきています。

見込み顧客に自サロンを選んでいただくためには、まず自サロンの存在を認知してもらうこと。そして、他サロンとの違いや優位性を知っていただく必要があります。その目的において、SNSは非常に効果的な媒体といえます。

人は見聞することが多いものに惹かれる傾向があります。これは、心理学者であるロバート・ザイオンス(ザイアンス)によって発見された「ザイオンス(ザイアンス)効果」としても知られています。

電通の調査「日本の広告費」によれば、2018年には、地上波テレビ広告費は1兆7,848億円、インターネット広告費は1兆7,589億円と推定されており、あらゆる企業がこれだけの広告費をかけていることもその効果を裏付けているといえるでしょう。

その中でも、インターネット広告費は年々増加しており、人々の生活のなかにインターネットが浸透しています。その一部であるSNSで、自身の経営するエステサロンに関係する投稿に日ごろから数多く接触してもらうことは、すぐの来店を考えている人だけでなく、将来の見込み顧客に対しても自サロンへの好感を持ってもらう手段として重要であるといえるでしょう。

SNSの種類別活用法

SNSにもさまざまな種類があるため、一般的な活用方法をここでご紹介します。

Facebook

サロンのお客様や、サロンに興味がある潜在的なお客様と双方向でコミュニケーションが取れる媒体です。サロンの信頼性を高めるために活用するとよいでしょう。そのためにも、サロンの店舗アカウントをつくるのがおすすめです。新規のお客様を集めるためにはFacebook広告も有効です。

Twitter

Twitterの魅力はその拡散力にあります。発信する文字数が限られており、リアルタイム性に優れています。キャンペーンやイベントの告知に活用すると、集約率をぐっとアップすることが期待できるでしょう。

Instagram

Instagramは写真を中心としたSNSであるため、美をテーマとしているエステサロンと相性がよいでしょう。また、若い女性のアクティブユーザーが多いため、サロンのターゲット層が若い女性の場合には特に欠かせない媒体です。情報検索に使われることも多いので、ハッシュタグをつけて集客効果を持たせることもできるでしょう。

活用のポイント

有効に活用するためには、媒体を選ぶだけではなく、情報発信頻度等にも注意を払うとよいでしょう。現在、一般的に推奨されているポイントをご紹介しますが、時代の流れやターゲット層に合わせて変えていく必要があります。

情報発信頻度

週に1~数回を目安に。発信が少なすぎると、他の情報に埋もれてしまい印象に残りにくくなります。反対に、あまりに頻繁に発信したり、毎回広告要素の強い内容だったりすると、うるさく思われることもあります。適度で定期的な発信に加え、キャンペーンやイベント時には投稿回数を増やすといったメリハリのある取り組みをするとよいでしょう。

情報発信時間

働く女性をターゲットにしている場合は、朝夕の通勤時間帯や昼休みの時間帯など、SNSをチェックすることが多い時間帯がおすすめ。ターゲットの生活サイクルに合わせて投稿する曜日や時間を決めておくとよいでしょう。

SNS活用における三つの注意点

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日ごろから気軽に触れているSNSですが、活用方法を間違えると思わぬトラブルにつながることがあります。活用の際に気を付けたいポイントを下記にまとめました。

1. ネガティブなことは発信しない

時には、愚痴をこぼしたいとき、文句をいいたいときがあるかもしれません。しかし、ビジネスでは、ネガティブな発信は基本的に厳禁と心得ておきましょう。

2. コンプライアンスを徹底する

施術や商品、キャンペーンなどの告知において、いわゆる「薬機法」や「景表法」などの法令に違反しない表現をするように気を付けましょう。

「薬機法」や「景表法」に関わる表現について詳しくはコチラ→「違反してない? エステサロンの広告表現 ~景表法、薬機法、医師法~

また、SNSは不特定多数の方が目にすることから、より慎重にモラルを守った発信も求められます。

3. 情報管理を適切に行う

顧客情報が漏えいして大きなニュースになることは現在ではめずらしくなくなっています。エステサロンにとって、顧客情報がサロン外に流出してしまうことは絶対に避けたいところです。

特にSNSでは、他愛のないひと言や、ちょっとした写真から情報が漏れる可能性があります。顧客情報やサロンの内部情報などが察知されないように、公開する情報は入念にチェックするようにしてください。

以上の項目は押さえておかないと、サロンの大切なイメージに関わってくるだけではなく、刑事罰や行政処分、賠償責任が問われる事態に陥る可能性もありますので気を付けましょう。

サロン規約の遵守を

前述のように、エステサロンがSNSを利用する際には、エステティシャンの個人アカウントではなく、エステサロンとしての店舗アカウントで利用することがおすすめです。

エステサロンに雇用されているエステティシャンの場合も、個人のSNSアカウントでお客様とつながることは避けましょう。サロンに関するSNS活用についてはサロンの規約を作成し、遵守するようにしてください。

エステティシャンのSNS個人アカウント利用についての注意点はコチラ→「エステサロンの予約をLINEで受けたい!でもこれって大丈夫?

セキュリティ意識を忘れずに

現在は身近なSNSも、最初の出現は2002年といわれています。Facebookの開設は2004年、Twitterの開設は2006年、Instagramのリリースは2010年。今後も、さらに新しいSNSが登場してくる可能性があるでしょう。そのような状況下で、SNSをビジネスの武器としていく姿勢は大切ですが、便利さとは裏腹に必ずリスクが潜んでいることも忘れないようにしましょう。

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