エステサロンが送るべき「誕生日DM」の意味と例文

エステサロンのリピーターづくりに欠かせないダイレクトメール(以下DM)。なかでも誕生日DMを送ることはもはや常識です。当たり前すぎて見落としがちな誕生日DMの意味や効果を、一度振り返ってみましょう。書き方や例文など、おさえておきたいポイントを紹介します。

お客様の誕生日前にDMを送る必要性

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DMはメールやアプリといった電子ツールに比べてコストはかかりますが、その分メリットもあります。お客様へDMを送付するメリットには、①手元に残る、②回覧しやすい、③印象に残りやすい、といった点が挙げられます。

1日に何通も来るメールに比べて他のメッセージに埋もれてしまうことが少なく、形として手元に残るのが特徴です。手元にあることで、身近な家族や仲間に見せて共有することもでき、印象に残りやすくなります。不特定多数を対象とした広告よりも、身近な人からの紹介や口コミは購買行動に結びつきやすいため、既存のお客様に好印象を残すことで、新たなお客様を獲得することにつながります。

さらに、DMを誕生日前に送ることは、サロンのイメージアップにもつながります。そもそも誕生日DMは、サロンを支えてくださっている大切なお客様に感謝の気持ちを伝えるためのツールです。感謝とお祝いの気持ちを示すことで、大切にされている特別感がお客様にも伝わります。また、お客様にとって自身と関係の深い記念日DMは、他のDMに比べて開封率が上がります。

リピート施策は数多くありますが、お客様の誕生日にDMを送ることは販促効果が高いため、今すぐ実践すべきです。唯一のデメリットはコストがかかることでしょう。そのため、すべてのお客様に送付する必要はありません。リピートのお客様や、最終利用から3年以内のお客様など、費用対効果に見合うよう、送付する一定の基準を設けておくとよいでしょう。

印象に残る誕生日DMのポイント

誕生日DMの必要性が分かったところで、DM作成のポイントをおさえておきましょう。

誕生日を祝う気持ちを伝える

誕生日DMの目的は、あくまで大切なお客様の誕生日をお祝いし、日頃の感謝の気持ちを伝え、これからもお付き合いしていきたい旨を伝えることです。

手書きメッセージを添える

印刷だけだと、「みんなに同じものを送っているのだろう」という印象を与えかねません。お客様にとっては、特別な日の特別なメッセージです。ベースは印刷でも、一言でよいので手書きのコメントを添えましょう。筆記用具は黒ボールペンのような事務的なものではなく、カラーペンや筆ペンなど特別感や温かみのあるものを選択し、手書きイラストを添えるのもよいでしょう。もし手書きが難しければ、親しみを持たせるために印刷部分に「手書き風フォント」を利用し、注目させたい部分に「吹き出しデザイン」などを挿入するのもおすすめです。

丁寧に書く

大切な相手であれば丁寧に書くのは当然です。上手でなくても丁寧さは伝わります。描いた線が曲がってしまったときや誤字脱字に気づいたときは、修正液などで隠すのではなく、思い切って書き直すことも必要です。

お客様のお名前を入れる

相手への呼びかけは親しみを示すうえで重要なポイントです。心理学では「ネームコーリング」というテクニックがあります。会話のなかに相手の名前を入れると、相手に対し好意を持っていると感じさせる効果があり、印象が良くなります。DM内でも、コメント中にお客様のお名前を入れましょう。

来店時のエピソードを入れる

日頃から、接客時の会話をお客様シートにメモする習慣を徹底しましょう。DMを送る際は、会話のエピソードを盛り込むと、「私のことを覚えていてくれたんだ!」と印象アップにつながります。

普段とは違う特別なサービスを入れる

普段おこなっている季節メニューやリピーター割引とは別に、誕生日だけの特別メニューやサービス、プレゼント、割引などを用意します。具体的には、記念写真やフラワーバス、誕生日の時期にしか購入できない特別セットなどがあります。

サロン利用が想定される内容を入れる

誕生日の時期限定で受けられる特別メニューや、連続ご来店特典、オプションサービスなど、サロンを利用するほどお得な特典を用意します。

ターゲットに合わせて文章のテイストを変える

同じ内容でも、お客様によって求める接客は異なります。親しみを求めているのか、プロとしての振る舞いを求めているのか、お客様のことを思い浮かべながら文章を書きましょう。

インスタ映えを狙う

思わず周りの人に見せたくなるようなデザインのDMを用意しましょう。お客様がインパクトのあるビジュアルを親しい人に見せたり、感動体験をSNSで拡散したりしてくれることで、2次的な広告宣伝効果につながります。

誕生日DMは誕生日を祝う気持ちを伝えると同時に、効果的な販促ツールであることも意識して作成しましょう。販促ツールである以上、効果測定も行う必要があります。誕生日DM特典の利用状況を追う、ハッシュタグをつけてSNSに掲載してもらった数をカウントする、そうした検証がよりよい誕生日DMづくりにつながっていきます。

誕生日DM例文

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誕生日DMの例文を紹介します。短くてもよいので、例文を参考にDMを作成してみましょう。

1.お祝いの言葉

「〇〇様、お誕生日おめでとうございます」「今年で〇〇様のお誕生日をお祝いして〇年が経ちました。長くお付き合いができて嬉しく思います。」

2.個別メッセージ

「○○(前回のサービスや購入いただいた商品など)はいかがでしたか?」「そろそろ資格試験本番ですね」「先日いただいた〇〇様のお土産、スタッフにも大好評でした!」

3.誕生日特典の紹介

「日頃の感謝を込めてバースデイプレゼントをご用意いたしました」「〇〇様にピッタリのコースをご用意してお待ちしております」「お誕生月に使える特典をご用意いたしました」「こちらの特典はお友達と一緒にご利用いただけます」

4.挨拶

「次回ご来店時にこちらのハガキをお持ちください」「〇〇様のご来店をお待ちしております」「サロンでゆったりとお過ごしいただくことが、お誕生日のご褒美となれば幸いです」「素敵な1年になりますように」

その他、サロンを利用するお客様にしか分からないメッセージを入れ込むことも効果的です。店から見える景色の季節的な変化、地域密着型サロンであれば町内のイベント準備の話など、より身近に感じてもらえることが大切です。

日頃の接客をもとに誕生日DMの工夫を

誕生日にDMを送ることは、お客様にとってもサロンにとってもメリットが多いものです。誕生日DM用に、SNS映えするようなインパクトのあるデザインとテンプレートを作成してみましょう。日々のサロン業務では、一人ひとり接客時のエピソードをカルテにメモするようスタッフ全体に呼びかけておき、お客様がもらって嬉しくなるような特別感のあるDMのメッセージが書けるように工夫しましょう。

誕生日DMづくりは日頃のお客様とのお付き合いの延長上にあります。これからも続くお客様との関係を深めるため、さらにはこれから出会うお客様につながるための欠かせないツールとなるでしょう。

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