エステ経営者なら知っておきたい!集客に有効なリスティング広告の基礎知識

スマートフォンやタブレットが普及し、若い世代を中心にインターネットでエステサロンを探すお客様が増えています。今やオーナーにとって、ネット集客の知識は必須であり、インターネットを利用した集客方法を熟知しておきたいところです。

インターネットによる集客方法はさまざまですが、スマートフォンの検索エンジンを利用しているお客様に向けた「リスティング広告」は効果的なアプローチ法のひとつです。ネット集客の特徴を踏まえつつ、インターネット初心者がリスティング広告を運用するために知っておきたいポイントをお伝えします。

リスティング広告=検索ワードと連動する広告

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リスティング広告とは、検索エンジンに表示されるテキスト広告のこと。特定の検索ワードを入力して情報を検索したときに、検索結果の上部と下部に表示されるもので、インターネットを利用する人なら、よく目にするのではないでしょうか? 

リスティング広告を出す際に利用できる媒体で代表的なものとしては、「Googleアドワーズ」と「Yahoo!プロモーション広告」があります。

リスティング広告は、エステサロンや美容に関する情報を検索するようなお客様に向けて、効率よくアプローチできるのが特徴です。自ら積極的に行動するお客様は、たとえ広告自体に興味をひかれたとしても「このサロンは多くの情報から自分で選んだ」という認識を持つ傾向があり、結果的に来店される確率が高るといわれています。

【基本HOW TO】リスティング広告の始め方

では具体的に、リスティング広告を導入する手順を確認してみましょう。

ネット集客に慣れていないオーナーに向けて、一例としてGoogleアドワーズでリスティング広告を出稿する手順をまとめました。まずは次の四つのステップを踏んで、広告運用に必要な設定をしていきましょう。

1.Googleのアカウント作成

Googleアドワーズに広告を出すには、Googleのアカウントが必要です。アカウント取得は無料なので、オンラインで申し込みましょう。Gmailを個人で利用していた場合は、サロン専用アカウントを別に取得しておくとその後の引き継ぎが楽になります。

2.Googleアドワーズのアカウント開設と広告管理の設定

Googleアドワーズのアカウントは他のGoogleサービスを利用していればメールアドレスとパスワードのみで開設できます。アカウントを開設したら、まずは広告文を掲載するジャンルを決めるためにリスティング広告の「キャンペーン」「広告グループ」を設定します。

3.キーワードの設定

広告グループ作成時に指定するキーワードは、右側にある「広告グループ候補を取得」の欄を参考にして決めましょう。

4.広告文の作成

広告グループまで設定したら、広告の見出しや広告文を設定します。

サロンが活用したいリスティング広告のメリット

リスティング広告の最大のメリットは、検索ワードと連動して表示されることにあります。お客様が自主的に入力した検索ワードと検索結果、その両方に関連のある広告がお客様の目に入ることで、興味のある人へ効果的にアプローチできます。その他、オーナーにとって役立つリスティング広告のメリットを確認してみましょう。

・少額から始められる

リスティング広告は、数百円単位から設定できるため、少額から掲載できるというメリットがあります。例えば当初、毎月3万円かけていた広告費を1ヵ月間のみ1万円に変更することも可能です。キーワードによって広告の出稿単価が異なるため、表示期間は条件によって変わりますが、オーナーの工夫次第で、サロンの経営状況に合わせた柔軟な運用が可能です。

・短時間で広告が表示される

リスティング広告は設定完了後、配信をスタートしたら、ほぼリアルタイムで反映されます。他の広告媒体は広告を作成してから配信されるまでにある程度の期間が必要ですが、リスティング広告であれば配信開始のタイミングから広告が表示されます。

・マーケティングテストにも利用できる

リアルタイムで反映されることから、マーケティングテストにも利用できます。マーケティングテストとは、少しずつ広告内容を変更しながら広告効果を数字で比較するテストのことです。アクセス状況を確認しながら、広告キーワードやサロン公式サイトを適宜変更し、より広告効果の高い組み合わせを検討できます。

上述したようなメリットから、リスティング広告は少ない予算かつ短期間で売り込むのが得意な広告方法といえます。例えば、検索ワードを特定の地域やサービスに設定すれば、サロン商圏内のお客様だけに広告が表示されるので無駄がありません。リスティング広告は不特定多数を対象とする広告ではなく、より狭いターゲット層に向けたアプローチ法といえます。

リスティング広告にかかるコスト

リスティング広告は「クリック課金」という方式でコストが発生します。「クリック課金」は検索エンジンに表示されるだけならば費用はかからず、テキスト広告がクリックされたときに初めて費用がかかる仕組みです。検索エンジンに表示されるだけでも認知度は上がるので、コストパフォーマンスに優れた広告法といえるでしょう。

設定するキーワードによって、クリック1回分の広告コストが異なっており、人気のある検索キーワードほど単価が高くなります。例えば、人気の高い「ダイエット」「痩身」といったキーワードは、1クリックあたりのコストが高くなります。

また、同じキーワードを使った広告が複数申し込まれた場合、表示される順番がオークション方式で決まります。自分の広告をより上位に表示するには、1クリックあたりの広告費用である「クリック単価」に高い値段をつけて入札します。

リスティング広告のコストパフォーマンスの算出方法

リスティング広告のコストパフォーマンスを算出するには、「顧客獲得単価(Cost Per Acquisition:以下、CPA)」という指標を使います。「CPA」とは、新しいお客様1人を獲得するのにかかった広告コストのことです。

参考として、以下の条件で「CPA」を算出してみましょう。

クリック単価1,500円で入札し100人が広告をクリックした場合
全体の広告コスト=単価1,500円×100人=15万円

さらにクリックした100人のお客様候補のうち、10人のサロン予約が確定した場合、
CPA=15万円(広告コスト)÷ 10人(予約数)=15,000円

つまり、お客様1人の獲得にかかったコスト(CPA)は、15,000円という計算になります。

よりCPAが低いほど、コストパフォーマンスが良い広告となり、逆に高いほど費用対効果が低い広告ということがわかります。

リスティング広告を効果的に運用する三つのポイント

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リスティング広告に不可欠なのが「ランディングページ」「キーワード」「広告文」の3要素です。三つの要素すべてが機能していることが重要で、一つだけが優れていても十分な効果が出ません。三つの要素を機能させるためのポイントとして、以下が挙げられます。

・リスティング広告は常に見直して改善する

広告の成果を出すためには、常に3要素を改善し続けなければいけません。マーケティングテストをしながら反響の良かったパターンを残し、お客様のニーズに合った広告を目指しましょう。

・広告媒体の仕組みを理解する

マーケティングテストを正確に行うには、広告媒体の仕組みを理解することも重要です。GoogleアドワーズやYahoo!プロモーション広告は、広告媒体の意向が無視された広告とみなされた場合、表示順位が下がってしまうことがあります。

広告媒体の意向に沿っているかの判断基準は、「広告文とキーワードの関連性」「ランディングページとキーワードの関連性」「過去のクリック率」が関係しているといわれています。正確な指標がないため、その都度のチェックが必要ですが、仕組みを知っておくことで対処法も検討できるでしょう。

・最新の情報を収集する

インターネットは情報の入れ替わりが著しく早いメディアです。それにともなって広告媒体がリスティング広告を評価する基準も日々変化しているので、常にネット集客に関する最新の情報を収集しておきましょう。

リスティング広告で成果を出すには計画性が必要

リスティング広告の導入はハードルが低いものの、成果を出すためには戦略と計画性が必要です。広告運用するための戦略と計画性はネット集客共通のノウハウであり、サロンオーナーであれば手間がかかったとしても学んでおきたいものです。

サロンの規模が大きくなり、リスティング広告を運営する人手が不足した場合には、専門業者に運用を依頼するという選択肢もあります。コストパフォーマンスを考えながら、より効率の良い集客方法となるよう、リスティング広告の活用を始めましょう。

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