エステサロン開業に必要なものを準備しよう ~物件・機材・決済方法~

エステサロン開業に向け、サロンコンセプトとターゲットを決めたら、いよいよ具体的な準備がスタートします。サロンに相応しい物件や機材、客単価アップに繋がる決済方法など、選び方のポイントと注意点を確認しておきましょう。

エステ開業のための物件選び

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エステサロンの開業スタイルは、大きく分けると自宅サロンと賃貸サロンの二つがあります。いずれの場合も、コンセプトやターゲットに合った立地や間取り、内装が求められます。

自宅サロンは家賃負担が抑えられるものの、コンセプトやターゲットに合った立地であるかを見極める必要があります。また、非日常を演出する場として、生活感を出さない工夫が必要です。

賃貸サロンの場合、理想の立地や間取りの物件を選ぶことはできますが、物件取得費や内装費の初期費用がかかります。

主な物件取得費には、

・敷金(家賃数カ月分)
・礼金・保証金(家賃の6カ月分程度)
・管理費(共用部の管理や事務手数料など、家賃の5~10%程度)
・前家賃(前払いの家賃、1カ月分または日割り計算)
・仲介手数料(家賃の1カ月分程度)
・保険料(火災保険など保障内容に応じた金額)

があり、初期費用は家賃にもよりますが、数十万円から100万円を超えることもあります。

賃貸サロンはマンションタイプとテナントタイプに分かれます。「マンションタイプ」は、主に居住用物件をサロンとして借りることが多いでしょう。トイレやシャワー、洗濯場などの水回りが整っていることは、洗い物の多いサロンにとってメリットといえます。

一方、看板を出せないことがあるため、契約時には注意が必要です。他にも、マンションタイプは不特定多数の人の出入りや、商材などのにおいを理由に契約を断られることもあります。

「テナントタイプ」は店舗や事務所用の物件を指します。テナント物件選択の際は、以下のような立地や内装の条件の違いを覚えておきましょう。

路面:通りに面している1階。店舗が認知されやすく、通りすがりのお客様も取り込める可能性がある。その半面、店内ではお客様にリラックスして過ごしていただくため、店外からの視線をコントロールする必要がある。

・空中、階上:2階以上の店舗。路面店に比べ家賃が抑えられる。エレベーターの有無などの条件も確認が必要。

・スケルトン: 内装なしでコンクリート打ちっ放しの状態。

・居抜き:前入居者がエステサロンで内装がそのままの状態の場合。内装費を抑えることが可能。

どのような開業スタイルであっても、お客様に継続して通っていただくため、サロンコンセプトやターゲットに合った物件を予算や条件と照らし合わせながら上手に選択しましょう。

エステ開業に必要な機材・備品選び

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エステサロン開業時は、機材など大きな買い物が発生します。必要な機材・備品は、美顔器やボディ用マシン、施術用ベッド、カウンセリング用のテーブルやイスのほか、電話やパソコンなどの通信機器などが挙げられます。

美顔器やボディ用マシンを選ぶときは、施術によりお客様のニーズに応えられることはもちろん、機材を導入することで集客力や客単価、施術効率のアップに繋がるかどうかも見極めて選びましょう。

機材を導入するメリットは、オールハンドに比べ施術者の技術レベルに差が出にくいことや、施術効果が出やすいことです。経験の浅いスタッフを雇う場合や、店舗拡大や採用を増やす計画がある場合など、スタッフをトレーニングするよりも機材を導入した方が、早期にお客様に安定したサービスを提供することができます。

エステ機材の契約方法

エステ機材の価格は安いものから高いものまでさまざまです。機材の契約方法は現金一括購入のほか、クレジット契約、リース契約、レンタル契約があります。それぞれの契約方法の特徴を確認しておきましょう。

現金一括購入:サロンの資産になる/キャッシュが一気に減る、メンテナンス費用など別途ランニングコストが必要

・クレジット契約:支払い終了後はサロンの資産になる/分割の場合は手数料がかかる

・リース契約:毎月の費用を一定に保てる、保守サービスがついている場合が多い/中途解約しづらい

・レンタル契約:毎月の費用を一定に保てる、短期利用や試験的な利用に適している/費用が割高、機材が新品ではない可能性がある

体力的な負担、スタッフの増員や多店舗展開など、将来的な展開を考えた上で必要な機材・備品をリストアップし、契約ごとの特徴を押さえて導入するとよいでしょう。機材は試験的にレンタル契約で導入し、お客様の反応がよければリース契約にし、リース契約を終えたあとは新しい型のマシンをリースし直す方法もひとつです。

エステサロンの決済方法

決済方法には現金決済だけでなく、キャッシュレス決済も検討してみましょう。キャッシュレス決済は、信用度が上がり、販売機会を逃さず客単価を上げられる可能性があるため、ぜひ導入を検討したいものです。

ただし、キャッシュレス決済導入には、カードリーダーなどの備品代や手数料など、サロンの負担が発生する可能性があります。キャッシュレス決済運用に際してのチェック項目を挙げました。

・カードリーダー代:5,000~20,000円程度

・決済手数料:3.24~3.74%程度

・入金時の振込手数料、払戻し手数料:0~数百円程度

・入金日:決済翌営業日、締め日から10日後など、決済会社や決済金額により異なる

カードリーダー代などの導入費はキャンペーンにより無料になる場合もあります。計画的に売上を振り込むようにすることで、振込手数料は最小限に抑えることができます。決済手数料こそ負担になりますが、客単価を上げることでカバーしましょう。

将来を見据えた開業準備で利益が上がる仕組みづくり

エステサロン開業のハードルは高くはありませんが、開業後もずっと経営を続けていくことも忘れてはなりません。物件や機材、決済方法の選択により支出が変われば、利益にも差が生じます。サロンの将来像を描きながら、無駄なく開業準備を進めたいですね。

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