【40代・50代でも遅くない!】中高年から始めるエステ開業のポイント

好きな仕事で独立するために、40代・50代でエステサロン開業を目指す方もいらっしゃることでしょう。しかし、起業にまつわるリスクを考えると、一歩踏み出すことに不安を感じてしまう方もいるかもしれません。今回は、40代・50代の方がエステサロンを開業する際のメリットや注意点など、開業前に知っておきたいポイントをお伝えします。

40代・50代でエステ開業するメリット

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独立開業という夢をかなえるには、少なからず将来的な不安があるものです。若いころに開業しておけばよかったと思う方もいるかもしれませんが、実は40代・50代だからこそ開業が有利になることもあります。

例えば、エステ業界での経験がある方であれば、年齢とともに深い知識や高い技術が身についており、人脈や信頼度といった大きな財産がその一つです。新人指導の経験があれば、開業後のスタッフ育成にも役立ちます。場合によっては、これまで担当してきたお客様を自分のサロンに誘導することもできるでしょう。

また、エステ業界での経験がなく、全く違った業種からの転職であっても、仕事や家庭における経験やスキルが生かせるはず。たとえ業種が違っても、それまでの人脈から集客につながることもあるでしょう。営業や接客の経験はもちろん、事務職であっても、計数管理の経験があれば、サロンの売上やコスト管理に役立ち、営業職のノウハウは集客に生かせます。

どんな経験も独立開業するうえで無駄なことはありません。むしろ、さまざまな経験をしてきた40代・50代だからこそ、可能性が広がるといえるでしょう。サロン事業を軸として、教育やコンサルティングなど、社会経験を生かした多角経営をするといった将来的な展望も考えられます。

助成金・補助金の活用

エステサロンを開業するうえで、大きな課題となるのが資金繰りです。一般的な資金融資だけでなく、女性やシニアを対象にした公的な助成金や民間の融資制度を利用するのもよいでしょう。開業時に役立つ融資制度の一例を紹介します。

・中小企業庁の「創業補助金」

都道府県が、地域の課題解決に資する社会的事業を新たに起業する方を対象に、起業のための伴走支援と事業費への助成を行うもの。最大 200 万円・起業に必要な経費の2分の1に相当する額が交付されます。

・経済産業省「女性、若者/シニア起業家支援資金」

日本政策金融公庫の低利融資制度で、対象は女性または35歳未満か55歳以上のシニアの方で、新たに事業を始める方、もしくは事業開始後概ね7年以内の方。融資限度額は7,200万円(うち運転資金4,800万円)。

・「地方創生推進交付金」

東京への一極集中を是正し、地方の担い手不足対策として設立された制度。地方における起業やUIJターンによる起業・就業者を創出する地方公共団体の取り組みを地方創生推進交付金で支援する。

・東京都「女性・若者・シニア創業サポート事業」

女性、若者(39歳以下)または55歳以上の男性で、都内で創業予定の方、または創業後5年未満の方が対象。融資限度額は1,500万円以内・運転資金のみは750万円以内。

こうした融資制度は時代のニーズに合わせて変化したり、新設されたりするので、常に最新の情報をチェックしておきましょう。中小企業のビジネス支援サイトJ-Net21では、国や都道府県等の補助金をはじめとした支援施策情報を検索することができます。開業のタイミングにあわせて、確認してみましょう。

参考:中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」

40代・50代から始めるエステ開業の注意点

初めての独立開業では、経営者の立場に戸惑い、雇用される立場との違いに悩むことも多いかもしれません。40代・50代から、経営者としての働き方にシフトチェンジをするには準備や心構えが必要です。

「こんなはずではなかった」という結果を回避するためにも、「会社員との違い」「コスト意識」「体力」「相談相手」など、40代・50代での独立開業時に注意しておきたいポイントを確認しましょう。

まず、経営者は会社員と違い、さまざまな保障がありません。会社員は月給やボーナスといった安定した収入があり、有給休暇や休業補償、各種手当などの福利厚生が用意されています。経営者は会社員のように定時勤務の必要はありませんが、自分の働き方次第で収入が大きく変動します。自由な反面、すべては自己責任になるため、自己管理能力も求められます。自分で決めた計画を実行する努力や、オン・オフの切替えが大切です。

また、経営にあたり利益を生み出すには、売上を上げるだけでなく不必要なコストを見直すことが必要です。目先の売上だけを追うのではなく、必要以上の家賃や人件費などの固定費を抑えながら、長期的な視野で経営プランを立てましょう。外部に委託すると高額になりがちな広告宣伝費は、インターネットを活用したブログやメールマガジン、自作のニュースレターなど、無料や格安でできる集客方法を活用することでコスト削減につながります。パソコンやインターネットの活用が苦手という方は、開業前に勉強しておくとよいでしょう。

もうひとつ、年齢なりの体力に見合った働き方も考慮しておきたいところです。40代・50代になると、1日の施術で身体への負担が大きく感じることがあるかもしれません。例えば、オールハンドで行う全身の施術はかなりの体力が必要になるため、長く続けることに不安を覚えるかもしれません。できるだけ体に負担のかからないフェイシャルメニューやマシンメニューをメインにする、施術はスタッフに任せるなど、無理なく働き続けられる方法を視野に入れて、開業プランを立てるとよいでしょう。

さまざまな注意点はあるものの、自分の夢を形にして、40代・50代で独立開業をするのは魅力を感じるものです。ただ、経営者は会社員やパートのように同僚や上司がいない分、気楽な反面、孤独です。そのため、同業、異業種を問わず、起業仲間や相談相手を見つけることも大切になります。開業前から経営者向けの勉強会や異業種交流会などに参加して、仲間づくりをしておくとよいでしょう。

【無理のない運営スタイルを】エステの開業方法を検討してみよう

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エステ開業の方法は、いくつかあり、必ずしもひとりですべてを背負うようなスタイルを選ぶ必要はありません。無理なくできるところから始めていくのもよいでしょう。

例えば、店舗を借りなくてもレンタルサロンや自宅の一部を活用する自宅サロンなら、家賃にかかるコストを抑えることができます。支出のなかでも特に大きくなりがちな家賃という固定費を抑えることで、赤字になりにくい工夫を取り入れてみましょう。

ひとりで開業する場合、万が一、病気などで急に働けなくなり、売上の見込みが立たなくなれば、運営資金がショートしてしまう可能性があります。事前に十分な運転資金を用意しておくことも大切ですが、休職手当などさまざまな保障が利用できる会社員という立場を利用しながら、まずは週末起業から始めるのもおすすめです。

また、フランチャイズに加盟してブランドやサービス、経営ノウハウを提供してもらい、成功事例にならう方法もあります。エステ業界に初めて参入する場合でも、共感できるコンセプトがあれば、一定の契約料を支払うことで、さまざまなサポートが受けられます。

開業スタイルには、それぞれにメリットとデメリットがあり、どの開業スタイルが良いかは個々によって異なります。いずれにせよ、自身の経験や状況に合った無理のない開業スタイルを選択するとよいでしょう。

中高年からのサロン開業はライフスタイルの選択

中高年になると、若いころと比べ家庭や資産など守るものが増えてくることもあるでしょう。その分、無謀な賭けに出るのではなく、自身の身の丈に合った選択ができるのは、将来的な不安を解消するためにも良い傾向といえます。

40代・50代だからこその経験を活かし、使える融資制度やサポート方法を選びながら、メリットを生かしたサロン開業のスタイルで、自身の望むライフスタイルを実現しましょう。

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