色彩で印象が決まる!エステサロン内装に使うコンセプトカラーの選び方

エステサロンの内装やインテリアは、サロンの第一印象を決める大切な要素です。なかでもインテリアの色彩は、お客様が認知しやすく、心理面にも影響を与えます。床や壁、天井、家具から備品にいたるまで、お客様の目に見えるものは、すべてサロンの雰囲気をつくるアイテムだと理解しておく必要があるでしょう。

また、色彩を上手に使うことで、お客様にサロンコンセプトを伝える役割も期待できます。効果的に活用することでメインとなるお客様層へのアピールができ、集客にもつながることでしょう。今回は、サロン開業を目指す方に向けて、サロンイメージをつくる色彩の基本知識についてお伝えします。

コンセプトカラーの必要性

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サロンを開業するためには、まずどんなサロンにしたいのかといった「コンセプト」を考える必要があります。コンセプトによって提供するメニューや金額設定が異なるため、できるだけ明確にしておくことが大切です。コンセプトの設定は、ターゲットとなるお客様層を絞り込むことにもつながるため、集客時の具体的なアプローチ方法を考えるうえでも欠かせないものといえるでしょう。

コンセプトは、チラシやパンフレットでの広告文のほか、サロンが使う色彩でも表現できます。感覚的にサロンイメージを伝えるために役立つのが、「コンセプトカラー」です。人によって好む色彩は様々で、さらにサロンがある地域やお客様の性別、性格、価値観などによっても傾向が異なります。決めたコンセプトカラーをインテリアに盛り込むことは、サロンの方向性を明確に伝えるとともに、自分に合うサロンかどうか検討するお客様にとっての判断材料となるでしょう。

内装の配色を決める基本法則

サロンのコンセプトカラーは、必ず1色でなくてはならないというルールはありません。色彩は複数の色を組み合わせることで印象が変わるため、ベースとなる色との組み合わせを考えてみましょう。

インテリアカラーを考える際には、ベースカラーが70%、メインカラーが25%、アクセントカラーが5%の割合で配色するのが基本です。組み合わせ例として、色彩の基礎知識となる以下の3パターンを参考に検討してみましょう。

・膨張と収縮

使われる色彩によって部屋の広さを演出することができます。白などの明るい色を使うと、膨張色となって広がりを感じさせることができます。一方で、黒などの暗い色は収縮色となり、狭く引き締まった印象を与えます。

・軽さと重さ

色彩の濃淡によって、開放感を演出できます。薄い色は軽さ、濃い色は重さを表現します。例えば、天井を濃い色にすると天井が低く見え、落ち着いた空間を演出するなどの効果がありますが、あまり多用すると圧迫感を与えてしまうこともあるので注意が必要です。

・進出と後退

サロンの奥行に関係してくるのが、色の彩度です。赤や黄色など温かみのある色を進出色と呼び、奥行きが浅く見えます。一方で、後退色と呼ばれる青や紺などの色は、奥行きを広く見せる働きが期待できます。サロンを広く見せたい場合には、奥まった壁を後退色にするといいでしょう。

コンセプトカラーがお客様のイメージに与える効果

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個人差があるものの、色には一般的に共通するイメージがあります。メインカラーを選ぶ際には、そうしたイメージも考慮するとよいでしょう。代表的な色のイメージは以下のとおりです。

・レッド系……赤、朱色、ワインレッド、ピンクなど

レッド系は情熱や興奮、女性らしさなどをイメージさせます。

・オレンジ系……橙、オレンジ、ベージュ、茶色など

オレンジ系は温かみや安心感をイメージさせます。健康的な明るさや元気さを連想させることから、人の集まるダイニングなどにもよく使われます。

・イエロー系……黄色、山吹色、ゴールドなど

イエロー系は軽快さ、陽気さをイメージさせます。また濃いゴールドは格調高いゴージャス感を演出します。

・グリーン系……緑、青緑、黄緑、ビリジアンなど

グリーン系は植物を連想させ、お客様の心に穏やかさや安らぎを与える効果が期待できます。グリーン系は温度を感じさせない中間色であり、インテリアに使いやすい色です。

・ブルー系……青色、水色、紺色、群青など

ブルー系は水や空を連想させ、光の加減で爽やかにもクールにもなるのが特徴です。心を落ち着かせる効果も期待できます。

・パープル系……紫色、赤紫色、青紫色、牡丹色など

パープル系は中間色でありながら合う色が少ない、個性的な色です。紫は古代より高貴な色とされており、妖艶で神秘的なイメージがあります。

・無彩色系……白、黒、グレー、アイボリーやベージュと白の中間にあるような淡い色など

無彩色系は、壁紙や床などの広範囲に使用しやすい色で、主にほかの色の引き立て役として使われます。無彩色のみのインテリアはモダンな印象があるものの、採光によっては平凡な印象を与えてしまう傾向があります。周囲の環境によって印象が変わってしまうことを考えながら、ほかの色と組み合わせるようにしましょう。

サロンイメージ別の色彩の組み合わせ例

では、実際にコンセプトカラーを選ぶとき、具体的にどのような色彩を選べばよいのでしょうか? サロンのイメージ別に参考例をご紹介しましょう。

・癒し

 ベージュや薄いピンクをベースとして、薄い緑をメインカラー、濃い緑をアクセントカラーに設定します。リラックスとリフレッシュの両方をイメージさせたいサロン向けです。

・爽やかさ

 白やベージュをベースにしつつ、薄い青や緑をメインカラー、濃い青をアクセントカラーに設定します。夏の海辺を連想させるような組み合わせです。

・高級感

 ベースカラーに白を使い、薄い紫か濃い紫をメインカラー、アクセントカラーに黒を採用します。高級感のあるプライベートサロンをイメージさせる色調です。

・フェミニン

薄いベージュをベースカラーにして、ピンクをメインカラー、赤をアクセントカラーに設定します。女性らしさを前面に出したいサロン向けの配色です。

・エスニック

黄土色(暗い黄色)をベースカラーに置いて、茶色をメインカラー、アクセントカラーに濃い茶色を採用します。南国リゾート地をイメージさせる配色であるため、内装には自然素材を活用するのもいいでしょう。

・親しみやすさ

ベースカラーに白色、メインカラーに薄い黄色を採用し、アクセントカラーは薄い青や薄い赤を置いて、全体的に淡い色彩で統一します。パステルの柔らかい色合いは、子ども連れのお客様が多いサロンに向いています。

・自然派

ベースカラーにベージュ、メインカラーに薄い茶色、アクセントカラーに濃い茶色や緑などを使い、全体として木目を連想させる淡い暖色で統一します。オーガニック素材を使用するといった自然志向のサロンに向いています。

エステサロンの差別化にコンセプトカラーを活用しよう

五感から受ける影響は、意外と大きいものです。サロンに使われる色彩は、お客様に視覚的なイメージを与え、サロンの印象を形作る要素にもなります。コンセプトカラーは、今後の集客を左右する可能性もあるため、慎重に考える必要があるでしょう。サロンの差別化をはかるとともに、お客様が一目でサロンの雰囲気をつかめるようなカラーを選びたいものです。

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