新人エステティシャンの指名を増やす、魅力的なプロフィールの書き方

新人エステティシャンが次のステップにあがるために、指名の獲得は重要な要素のひとつとなります。指名のお客様が増えればエステティシャンのモチベーションが上がるのはもちろん、歩合給なら収入増にもつながります。とはいえ、まだ名前も知られていない新人が指名を増やすためには、まず知名度を上げることから始めなければいけません。

そこで、まず取り組みたいのが「プロフィール」の作成です。お客様の印象に残りやすく、かつセルフブランディングをおこなうツールとして、注目されるプロフィールづくりを考えてみましょう。今回は、新人エステティシャンが指名獲得につなげるための、プロフィールの書き方についてお伝えします。

エステティシャンのプロフィールが果たす役割とは

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エステティシャンのプロフィールは、お客様が施術を任せるだけの信頼感や安心感がある人物かどうかを判断する材料となっています。とくに新人のエステティシャンはお客様との接点をつくるところから始めなければなりません。その際、プロフィールを公開することで、お客様の不安を解消し、信頼関係を築きやすくするきっかけとなります。

ただし、プロフィールはあくまでもお客様に向けて作成するものであり、エステティシャンのプライベートな情報を開示するためのものではありません。お客様がどんなニーズをもっているかを考えながら、お客様が納得いただけるようなプロフィールを作成してみましょう。

プロフィールを作る基本的な4項目

お客様に安心感を与えるプロフィールをつくるためといって、何を書いても良いというわけではありません。

まずは、お客様が魅力的に感じるようなポイントをまとめるところから始めてみましょう。行動心理学にもとづいて、人間関係の近接性や類似性、熟知性などにつながる要素を盛り込むことで、エステティシャンとしての魅力をしっかり伝えられる文章が作成できます。

行動心理学から考えるお客様が求める情報とは?

下記のように、行動心理学を活用して一般的な人の心理を考えた情報提供を考える方法があります。

「近接性」は、物理的に距離が近い人と親しくなりやすいことを表しており、出身地や現在住んでいる地域などの情報によって、相手との関係を考えるものです。自分と似ている人に親しみを感じやすいという心理的要素を表す「類似性」では、考え方やものの見方といった価値観が似ていたり、出身校や趣味が同じだったりすることで無意識に親しみを感じるとされています。

また、相手のことを知れば知るほど魅力を感じるという「熟知性」は、「ザイアンスの法則」とも呼ばれており、プロフィールによる情報の開示が、より親しみやすさを与えることにつながります。

4つのポイントを踏まえたプロフィールを作ろう

上記をふまえ、プロフィールを作る基本的な項目をまとめました。

・人物像を知るための基本情報

人物像を知る情報には、出身地や出身校などが含まれます。例えば、子育て中のママ層など、特定のターゲット層に向けたプロフィールを作成するのであれば、自身の子供の年齢や人数、子供がいない場合には家族構成を記載することで親しみやすさなどのアピールになります。

・仕事で得意なことや取得した資格

エステティシャンの得意な分野は、お客様が最も注目している情報のひとつです。資格の有無やお客様に喜ばれたエピソードなど、自分の強みになることは必ず書いておきましょう。

・エステティシャンになるまでの経歴

プロフィールに記載する経歴は、ストーリー形式で書きましょう。エステティシャンになるきっかけから技術を習得するまでの修行時代、エステティシャンとして働く現在までのエピソードにストーリーを持たせることで人間性が伝わりやすくなり、お客様からの親近感が生まれます。

・好きなものや嫌いなもの

好きなものや嫌いなものは、お客様との話題を増やし、お客様との共通項やお客様のこだわりなどを知ることにもつながります。サロンに来店されるお客様層に合わせて、ポイントを絞った情報をまとめましょう。

プロフィールを作る前に自分の情報を整理しよう

プロフィールは、限られた文字数にまとめる必要があります。何も用意をしないまま本番のプロフィールを書いてしまうと、文字数が多すぎたり情報がかたよったりすることもあるでしょう。

プロフィールを作成する前に、必要な情報を前もって書き出しておき、簡潔かつお客様が気になるポイントを網羅できるように工夫することも大切です。プロフィール作成の下書きとして、以下項目を参考にまとめてみましょう。

・エステティシャンになった理由
・自分のコンプレックスについてのエピソード
・エステティシャンになってはじめて挫折した経験
・現在のサロンに勤務しているきっかけ
・どんなお客様にお会いしたいか

上記にある5つの項目は主に仕事で得意なことや、エステティシャンになるまでの経歴を書くときに役立ちます。エステティシャンの経歴をストーリー形式で分かりやすくまとめるためには、たくさんの情報から重要な部分だけを抜き出す必要があるでしょう。

まずは、ストーリーの元となる情報として、5つの項目を書き出し、どの部分がポイントとなるのかを考えてみましょう。

まだ経験の浅い新人エステティシャンであれば、サロンに勤務するまでのエピソードが主になるはずです。お客様が共感しやすい情報を盛り込み、自分だけのストーリーを作ってみましょう。

ブランディングに効果的なプロフィールを作る4つのポイント

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指名を増やすプロフィールを作るには、ブランディングの視点も欠かせません。お客様に自分の魅力を伝えやすくなるプロフィールのポイントを確認しておきましょう。

・内容を取捨選択する

プロフィールの情報量は、多ければ良いというわけではありません。文章が長すぎると読む側が疲れてしまいます。お客様の知りたい情報だけを取捨選択して読みやすいプロフィールを作成しましょう。

・サロンのターゲットとなるお客様層が共感しやすい内容にする

共感しやすい内容を作るには、まずサロンのメインお客様層を知ることが大切です。お客様層の職業や年齢などを把握したうえで共感を呼ぶポイントに絞り込めば、エステティシャンへの好感度が高まりやすくなります。

・親しみやすい表現を使う

サロンの雰囲気にもよりますが、一般的に固い表現だと読む側はあまり親近感を抱きません。難しい漢字を多用したり、専門用語ばかりを並べたりすると、かえって距離が生まれてしまいます。品の良さは保ちつつも、できるだけ親しみやすい表現を使うようにしましょう。

・新人らしさを盛り込む

新人エステティシャンの経験が少ないことは仕方のないことであり、それをデメリットに感じたり隠したりする必要はありません。むしろベテランのエステティシャンにはない「新人らしさ」をアピールすることで、好感度を高める要素として生かすこともできます。新人ならではのエピソードがあれば、積極的にプロフィールへ盛り込んでいきましょう。

お客様のニーズと共感を満たす魅力的なプロフィールを作ろう

新人エステティシャンが指名につながるプロフィールをつくるには、お客様の知りたい情報をまとめつつ、自身の魅力を伝える要素を効果的に盛り込むことがポイントです。指名のお客様を増やすということは、自分のファンを増やすということでもあります。

プロフィールによって新人エステティシャンならではの良さと共通項による親近感が得られれば、お客様から注目されやすくなるはず。さらに不安要素となりやすい技術面についても、しっかりフォローする文章を入れておくことで、長くお付き合いできるファンづくりに役立つでしょう。

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