エステサロンのスタッフ採用を成功させる方法

エステサロンにとってスタッフ採用は非常に重要です。どのようなスタッフを採用するかにより、サロンの印象が大きく変わります。エステサロンのスタッフ採用を成功させるために必要な準備や面接時のポイントをご紹介します。

スタッフ採用準備のポイント

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エステサロンのスタッフ採用は事前準備からはじまります。以下にスタッフ採用を成功させるための準備のポイントをまとめました。

1.採用したいスタッフ像を定める

2.採用人数を決める

3.採用方法を選ぶ

4.働きやすい環境を整える

まず、採用したいスタッフ像を明確にしましょう。未経験者を1からサロンで育てるのか、即戦力として活躍してほしいのか、幹部として経営者のパートナー的な存在になってほしいのかなど、具体的に何を期待するのかによって採用準備の内容も変わってきます。

次に、何人採用するのかを決めましょう。どんなに良い応募者が集まっても、人件費で赤字になってしまっては本末転倒です。経営計画に基づき、スタッフ1人当たりの売上などを考慮したうえで、適切な採用計画を立てましょう。

スタッフ像と採用人数が決まったら、採用方法を検討します。採用方法には求人誌に募集記事を掲載するなどの求人媒体を利用する方法や、ホームページやSNSでスタッフ募集を呼びかける、人材紹介会社を利用してスカウトを行う、知人の紹介などの方法があります。

求人媒体は採用したいスタッフ像に合わせて媒体を選ぶと効果が高いものの、掲載費用がかかります。一方で、ホームページやSNSは、自社のサイトやアカウント内であれば無料で掲載できます。ホームページの管理を業者に委託している場合は、作業料に見合った費用を支払う必要がありますが、求人誌に比べると費用が抑えられます。

また、知人の紹介は信頼がある点がメリットです。紹介会社を利用すると、経験者など希少な人材に出会うことができる可能性が広がりますが、紹介手数料が比較的高額になります。

採用方法を決めたら、新たなスタッフの受け入れ準備として環境整備をはじめましょう。ユニホームやロッカーなどはもちろん、研修カリキュラムなども用意しておくと安心して新しいスタッフが働くことができます。

求人広告のポイント

スタッフ採用のためには、まずサロンの存在と求人していることを知ってもらう必要があります。上述した採用方法のひとつである求人媒体を利用して求人広告を出す場合のポイントを確認してみましょう。

媒体選定のポイント

サロンの求人を知ってもらうためには、対象者が利用している媒体を選択する必要があります。エステティシャンの採用と一口にいっても、新卒者、社会人としてのマナーを身につけた第二新卒、未経験からの転職者、上昇志向の経験者など多様な対象者が想定されます。

エステティシャンとしての即戦力を狙うなら美容系の業種に特化した媒体、店長やマネージャーとしての資質を狙うなら広く異業種も含めた媒体やキャリア志向の媒体など、掲載先により対象者の持つスキルも志向も異なります。

また、求人媒体にはチラシや求人誌などの紙媒体だけでなく、求人サイトなどのインターネット媒体で募集する方法もあります。媒体によって利用者の年齢層が異なる場合もあるため、事前にリサーチしておくとよいでしょう。

掲載内容のポイント

求人広告は、「ぜひ応募したい」と思わせる内容にすることが大切です。応募者は同時に複数のサロンを比較検討している可能性があります。欲しいと思う人材をほかのサロンに奪われないよう、自サロンの魅力をしっかり伝えましょう。同時に、採用後のミスマッチを防ぐため、より具体的に求める人物像を想定したメッセージを用意するとよいでしょう。

例えば、キャッチコピーには、「未経験でも3カ月で施術デビュー可」「常に新しい技術が学べます」「国際ライセンス保有の講師在籍」など充実した教育研修制度や、「一緒に新店舗をつくりませんか」「独立支援制度あり」など運営や経営に興味がある方に向けた内容、「ノルマなし」「ママスタッフ多数在籍」「日祝休み」「有給休暇消化率100%」など働きやすさや福利厚生面など、応募者が興味を持ちそうなサロンの魅力を表に出しましょう。

勤務時間や休日、給与、仕事内容の羅列でなく、採用後に働くイメージができるよう「1日の仕事の流れ」「実際に働くスタッフの声」「サロンが大切にしていること」なども具体的に丁寧に記載しましょう。

求人媒体だけでなく、媒体を見た応募者がサロンのホームページも見にくることを想定し、募集内容と連動した記事や伝えきれなかった部分を掲載してもよいでしょう。

採用面接のポイント

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求人広告から応募があったら、いよいよ面接です。エステサロンの採用担当者が面接で意識しておくべき4つのポイントを紹介します。

1.応募者が話しやすい雰囲気を作る

面接には少なからず緊張がつきものです。応募者本来の良さを引き出すことができる環境づくりを意識しましょう。また、面接担当者の印象は採用の可否に関わらず、エステサロン全体の評判にもつながります。応募者にこのサロンで一緒に働きたい、と感じていただけるような雰囲気づくりを心がけるとよいでしょう。

2.応募者の職務能力の信憑性を見極める

履歴書に記載されている文字情報だけではわからないことが多くあります。サロンが応募者に期待していることを伝え、具体的にどのような経験を生かすことができるのかヒアリングしましょう。言葉だけでなく、表情や態度など非言語コミュニケーションにも注意を払うことが大切です。

3.質問を掘り下げ、本音を引き出す

応募者は少なからず面接の準備をしてくるので、用意された転職理由や志望動機、自己PRが本当に本心からのものであるかを確認したいところです。採用後のミスマッチを防ぐため、応募者に興味を持って、より具体的な話を引き出せるよう質問を行います。1次、2次と複数回の面接を行う場合は、現場の管理者、経営者とそれぞれ異なる目線で面接することもできます。1回の面接であれば複数人同席で行うのもよいでしょう。

4.自サロンの強みと将来像を伝える

応募者は他サロンも検討している可能性があります。求人広告やホームページでは伝えきれなかった自サロンの魅力をしっかりお伝えしましょう。面接は採用者を選別する場ではありますが、採用後を想定した信頼関係を築く場でもあることを意識して臨みましょう。

計画的な採用でサロンにマッチした人材を集めよう

エステサロンのスタッフ採用を成功させるには、やみくもに募集をかけるのではなく、事前準備をする必要があります。サロンが採用したいスタッフ像を明確にし、応募者に届く適切な求人媒体を選定し、面接時には応募者との信頼関係を築く場でもあることを意識することで、サロンにマッチした人材を獲得することができます。

お客様との信頼関係を築いていくのと同様、スタッフに対しても採用時から計画的にしっかり向き合うことが大切です。

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