【エステサロン運営者必見】エステサロンの印象=見た目?キーワードは「内装」!

スケルトン物件からエステサロンを開業する場合には、内装工事が必要です。一方、居抜き物件なら、基本的な内装や、設備が整っている状態からスタートできるので、開業のコストを軽減することができます。しかし、たとえ居抜き物件であっても、内装の変更は検討したほうがよいでしょう。

というのも、サロンの内装は集客にも影響を与えるものであり、前のサロンの形式をそのまま引き継げばよいというものではないからです。加えて、開業前だけでなく、開業後であっても最適な内装について常に考えていきたいところ。今回は、お客様に選ばれるサロンを目指すために知っておきたい、内装のポイントを考えてみましょう。

エステサロンの内装は“清潔感” が基本

エステサロンでは肌を露出する機会が多いことから、掃除が行き届き、清潔感のあるサロンであることは、お客様満足度を高めるためにも、最も重要なポイントといっても過言ではありません。お客様にリピートしていただいたり、SNSや口コミで紹介してもらったりするためにも、「清潔感」のある内装になっているかどうかをチェックしてみましょう。

サロンを清潔に保つのは当然のことですが、頭ではわかっていても、忙しくなると丁寧な清掃ができず、短時間で簡単にすましてしまうこともあるでしょう。できるだけ丁寧に清掃するのが一番ですが、内装を工夫することで掃除をしやすい環境にしておくのも一案です。

例えば、クリーニングに出すタオルやガウンをまとめておく収納場所を決め、すぐに取り出しやすいレイアウトにするだけで、お客様の目にもつかず、効率的に清潔感のあるサロンルームを維持できます。施術に使用する備品についても、棚の位置や高さを工夫することで汚れにくく、同時に床の掃除がしやすくなるといった環境をつくることも可能です。

「衛生的」=「清潔感」?

毎日しっかり掃除しているし、衛生環境の問題はないから「清潔感」はあるはず……というのは大間違い。もちろん、日々掃除をしてサロン内を綺麗に保つことは大前提ですが、どうしても落ちないシミやキズはできるものであり、常に完璧な状態を保つのは大変です。

そこで、清潔感を保つために内装を見直してみましょう。例えば、多少の汚れが付いたとしても、シミが目立ちにくい内装にするという方法があります。壁や床、カーテンは、汚れが目立ちにくい中間色を取り入れたり、照明の当て方を工夫したりして、お客様の視線からそらすのもよいでしょう。

また、サロンの世界感を演出するために装飾品のような細かいアイテムを多く散りばめると、やや散らかった印象になりやすく、毎日の掃除にも手間がかかってしまいます。シンプルな内装を心がけ、すっきりしたサロンを目指すほうが清潔感を演出しやすいでしょう。

開業後には、年々劣化してくる内装の状態を定期的にチェックし、改修を考えることも必要です。掃除がしやすく、清潔感を演出できる内装なら、清掃業務の効率化にも役立ちます。

エステティシャンの動線とお客様のプライバシーを確保

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エステサロンの内装を考えるときには、お客様だけではなく、エステティシャンの動き方も想定したレイアウトを検討してみましょう。ちょっとしたことであっても、エステティシャンに無駄な動きがあると、業務効率が下がってしまいます。また、エステティシャン自身も必要以上に疲労しやすくなる可能性もあります。結果として、サービスの質が低下してしまえば、売上にも影響しかねません。

もちろん、サロンスタッフのためだけでなく、お客様が安心して過ごせるレイアウトになっていることが大前提です。カウンセリングルームや待合室など、それぞれに個室を用意するのが難しい場合には、パーティションやカーテンなどを使って、お客様のプライバシーを守る空間をつくるなどの配慮が必要です。

内装の前に、まずは間取りから考えたい場合には、こちらの記事もおすすめです。→「理想のエステを実現するテナントサロンの間取り」

サロンは“非日常感”にこだわろう

エステサロンへ来店するお客様は、キレイになりたいといった変化を期待していると同時に、日常生活から離れてリラックスできることも求めているものです。特別感のある内装を取り入れながら、普段の生活とはちょっと違うスペシャルな空間を演出してみましょう。

特別感のある内装といっても、高級な調度品ばかりでコーディネートする必要はありません。お客様がサロンへ一歩足を踏み入れてから退店されるまでの間に、特別感を与えられるようなポイントをつくっておくことがポイントです。

お客様の視線を想定し、エントランスやウェイティングルーム、施術ルーム、トイレなどで目を引く演出を考えてみましょう。どんな内装にするかは自由ですが、例えば、以下のような方法があります。

 思い切った色づかいでの空間演出

限られた空間の中に、目立つ調度品を置いてしまうと、かえって狭い印象を与えることがあります。そんなときは、装飾品にこだわらず、壁や床、天井の色づかいにこだわってみましょう。

黒や白だけで統一したモダンな壁紙や床材を使ったり、さらに鮮やかな色を組み合わせたりして、日常にはない斬新な色づかいにするのもおすすめです。同じ色調であっても、明度の違うものを組み合わせるだけで、雰囲気が変わります。

こうした内装の変化は、手軽に行えるのもメリットのひとつ。壁紙の汚れが気になったときは、思い切った色づかいでリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。

壁材にこだわる

お客様が必ず通過する受付や待合室、利用頻度の多いトイレなどの一部を、特殊な壁材にするのも一案です。一風変わったテクスチャーの壁材を使うだけでも、高級感のあるサロンの雰囲気をつくることができます。凹凸のあるエンボス素材や白無垢材、鏡面、壁タイルなど、壁材の種類は幅広く、選択肢も広がります。予算に合わせて、サロンコンセプトに沿った壁材を探してみましょう。

内装で特別感を演出する際には、全体を豪華にするのではなく、メリハリをつけたほうが魅力的に見えます。予算を上手に配分しながら、高級感のある調度品を置くところもあれば、壁紙や壁材の組み合わせで非日常感を演出する部屋もある……といったように、ポイントを決めるとよいでしょう。それぞれの場所の役割を考慮に入れながら、どのような内装を取り入れるべきかを考えてみましょう。

さらにワンランク上の空間演出を考える場合には、照明を効果的に使うのもポイント。詳しくはこちら→「エステサロンの内装を魅力的に見せる照明テクニック」

サロンコンセプトで統一感を持たせよう

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サロンの内装は非日常を演出するだけでなく、サロンのコンセプトを視覚的に表す要素でもあります。

サロンが提供するサービス内容やサロン内の雰囲気、エステティシャンの立ち居振る舞いなど、すべてがサロンコンセプトに基づいて考えられているはずです。サロンの内装も同じく、コンセプトに沿った空間演出を行うことで、サロン全体に統一感を与えることができます。

ただし、コンセプトを重視しすぎて、気に入った装飾品をすべて取り入れるような内装プランは失敗のもと。上述したように、掃除のしやすさも考慮しつつ、清潔感が保ちやすい内装で非日常感を演出できるのが理想です。思いつきでアイテムを追加するようなことはせず、厳選したインテリアを取り入れるようにしましょう。

統一感があり、清潔感が保たれやすい内装は、お客様にも好印象を与えることができ、結果として集客力の向上も期待できるでしょう。

ワクワクする内装は、エステティシャンのモチベーションアップにも!

お客様がワクワクするような空間は、エステティシャンにとっても気分が上がるもの。接客時はもちろん、掃除にも力が入ることでしょう。印象的な内装は、お客様を引き付けるだけではなく、スタッフのモチベーションを高め、サロンへの帰属意識を強めてくれます。

現在、開業をしている方も、将来的に開業を考えている方も、常に魅力ある内装とはどんなものなのかを考えながら、お客様に喜ばれるサロンづくりを心がけたいですね。

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