目指せ、エステサロンのリピーター増!サンクスメールの必要性

サロン経営において、集客は大きな課題。とりわけ、安定した利益を上げるためには、リピーターづくりが欠かせません。リピーターづくりの仕組みとして効果的な施策のひとつが「サンクスメール」です。出すタイミングや具体的なメールの書き方などを紹介します。

サンクスメールとは? 送るタイミングや内容

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売上を上げるために新しいお客様を呼び込むことは大切ですが、既存のお客様を定着させるほうが、少ないコストで成果を上げやすいとされています。リピーターを増やす方法はさまざまありますが、なかでも取り組みやすいのが「サンクスメール」の送信です。

サンクスメールとは、ご来店いただいたお客様に送る「お礼」のメールのこと。サンクスメールの目的は、あくまで感謝の気持ちを伝えるものであり、次回のご来店を催促するような営業メールではありません。しかし、そうしたメールを送ることで、お客様の信頼度を高め、その後もサロンの存在を思い出してもらうような役割が期待できるでしょう。

個別のメッセージでお客様信頼度を高めよう

インターネット上で提供されている予約システムのなかには、予約受付メールからサンクスメールまで、一連のテンプレートが用意されているものがあります。設定次第で、決まったタイミングで自動送信してくれるため、とても手軽にサンクスメールが送信できます。

しかし、すべてのお客様に対して同じ内容のメールを送信することになるため、事務的な印象を与えてしまいがちです。お客様の信頼度を高めるためには、できるだけ個別のメッセージを添えるのがポイント。手間はかかりますが、お客様に対するきめ細やかな心づかいこそがサロンの信頼度を高め、リピート率アップにつながります。

メッセージの内容は、ご来店時の状態や今後のアドバイス、接客中のエピソードなどをまとめ、個別性のある内容にするとよいでしょう。送るタイミングは、お店の記憶が残っているご来店直後~3日以内がベター。エステサロンで施術を受けた直後は、良い変化を感じていても、数日後には元の状態に戻りやすくなるもの。お客様が施術時に伝えたホームケアの内容を忘れてしまったり、施術後の状態をキープできるのか不安になったりしないためにもサンクスメールを活用してみましょう。

お礼とともにフォローアップにつながるメッセージを送ることができれば、お客様自身の美意識を高めるきっかけにもなるかもしれません。ただし、個別メールを送る際には、メール送信による案内が可能かどうか、事前にお客様の同意を得ておく必要があることを覚えておきましょう。

サンクスメールの具体例

お客様に感謝の気持ちが伝わり、「サロンに行って良かった」「次回もこのサロンに行こう」と感じていただけるよう、具体例を参考にサンクスメールを作成してみましょう。

<サンクスメール 文例>

1.呼びかけ「○○様」

2.感謝の言葉「この度はご来店いただきありがとうございました」

3.来店時のお肌の状態「○○様のお肌の状態は~でした」

4.施術内容「今回はお肌の状態に合わせて、△△コースの施術に××を加えさせていただきました」

5.来店後のお肌の状態確認「その後、お肌の状態はいかがでしょうか」

6.ご利用ペースの提案「お肌の状態を維持するために、肌のメカニズムなどから、○○(期間)に○回程度のご利用がおすすめです」

7.お手入れ継続による変化の予測「継続することで○○の状態に変化することでしょう」

8.締めの言葉「またお会いできることを楽しみにしています」

9.署名「エステティックサロン○○ 担当○○」

※上記の内容はあくまで一例です。

サンクスメールでは、一般的な手紙と同じように、最初にお客様のお名前、最後に自分の名前を書きこむこと。名前を呼ばれると親しみを感じやすいものです。文章中にも、無理なくお客様のお名前を入れてみましょう。

文例にある「お肌の状態」や「施術内容」、「ご利用ペースの提案」は、来店時にもすでに伝えているかもしれませんが、もう一度文章でお知らせすることに意味があります。心理学者のエビングハウスによると、人の記憶は1時間後に約5割、24時間で約7割を忘れてしまうとされています。

お客様がどんなに興味を示した内容であっても、時間が経つごとに記憶があいまいになっている可能性があります。メッセージ内に入れ込むことで、後日読み返すこともでき、エステティシャンが伝えたかったアドバイスが浸透しやすくなるでしょう。

サンクスメールの「見た目」にもこだわってみよう

「サンクスメール」の効果を高めるためには、個別のメッセージを作成するだけでなく、メールそのものへの興味を高める工夫も取り入れたいところ。「手書き風」のフォントやイラストを使ったり、写真を取り込んだりして、SNSで拡散しやすいデザインにしてみるのもよいでしょう。サロンの技術やメニューだけでなく、サンクスメールの感動までもが「口コミ」につながる可能性があります。

サンクスメールでリピーターに育てよう

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サンクスメールの目的は「感謝を伝えること」です。「あなたが来てくれてうれしい」という気持ちとともに、エステサロンとしてお客様に喜んでいただけるように取り組んでいる姿勢を、具体的な言葉で書いてみましょう。

新規のお客様に対するアプローチはもちろん、リピート率を上げるためには、他のサロンとの差別化が必要です。仮にエリアや施術、マシン、価格帯が同じだとすれば、お客様は自分のことを一番よく理解してくれていると感じられるサロンを選ぶのではないでしょうか。

正しい知識・アドバイスを提供し、ケアへの意欲を引き出すこともリピーターづくりに必要です。ようやくつかんだお客様は、サンクスメールを活用してリピーターへと育てていきましょう。 

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