エステティシャンとしてお客様の「美」を引き出す褒め方と接客のコツ

お客様と二人三脚で美を育むのがエステティシャンの仕事。お客様の美意識を引き出すには、褒めることから始めましょう。お客様を内面から磨き上げる「褒める」行為は、多くのメリットがあり、お互いにとってより良い関係を築くきっかけとなります。美容のプロとして知っておきたい、お客様を褒めるコツやメリットをお伝えします。

お客様と共に「美しくなりたい」という気持ちを育むには

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エステサロンに来店される女性には、肌について何らかの悩みを抱えていることも少なくありません。そうしたお客様の課題に対してコミットすることも大切ですが、もう一歩踏み込んで、自身の魅力を自覚いただくためのアドバイスを考えてみましょう。

気になるところばかりに注目されるお客様に対し、まずプロのエステティシャンとして相手の魅力を伝え、自分を磨くことを始めるきっかけを作ってさしあげましょう。そのためにはまずお客様のチャームポイントを見つけ、褒めることが重要です。褒めることでお客様本人がその美しさに気づき、それが「より美しくなりたい」という気持ちにつながります。

とはいえ、褒め方にも注意が必要です。わざとらしい褒め言葉はかえって失礼に当たります。「キレイ」「かわいい」「美人」と抽象的に褒めるのではなく、目の大きさ、肌のきめの細かさ、肌が白い、顔の形が美しい、首が細いなど、できるだけ具体的に自分がすてきだと感じた部分を褒めましょう。

そして、褒める対象は外見的な特徴だけではありません。「優しい雰囲気」「笑顔がすてき」「知的な様子」といった印象でも構いません。大切なのは、お客様とアイコンタクトを取りながら、気持ちを込めて褒めること。一方で、服装や持ち物などは褒めやすいものの、そこに注目するだけでは不十分です。五感を総動員してお客様のチャームポイントを見つけ、エステのお手入れによって、その魅力をさらに引き出せるような提案を行いましょう。

褒めることで信頼関係を構築する

褒めることで得られるのは、お客様の美意識を引き出すことだけではありません。褒めることはお客様との距離を縮める会話の第一歩です。お客様は具体的に褒められると、「褒められた」こと以上に、エステティシャンが「自分を気にかけてくれている」と感じるようになります。自分のことをちゃんと気にかけてくれる、理解してくれようとしているエステティシャンの心からの助言だからこそ、心に響くものになります。

お客様の「美しくなりたい」のためのご提案

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クロージングの際、ついやってしまうのが、おすすめしやすい商品やサービスの案内をしてしまうことです。人気があるから、多くの人が使っているから、といった安易な理由で紹介するだけでは、お客様には「セールス」と感じさせてしまいます。

お客様ごとへの悩みを解消するための提案はもちろんですが、それに加えて、エステティシャン自身が見つけたお客様のチャームポイントをさらに磨くための提案をしてみてはいかがでしょうか。あくまでお客様の「美しくなりたい」という気持ちに対する提案であり、一方的なセールスでないことが伝わることでしょう。

マニュアル通りの商品紹介ではなく、お客様の美意識を高めながら、パーソナルな提案となるように意識したいものです。

お客様を褒めることから始めよう

お客様の美意識を高め、さらなる信頼関係を構築するには、具体的に褒めることから始めましょう。そのうえで、お客様のチャームポイントをさらに磨くメニューや商品を紹介することを意識します。あくまでもお客様の良さを引き出すことに着目すれば、「商品」や「サービス」を売るのではなく、お客様の「美しくなりたい」という気持ちにコミットできるのではないでしょうか。

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