経営の無駄をなくそう!エステサロンの売上管理のポイント

安定した経営を続けるためには、毎日の売上管理が欠かせません。しかし、小規模な個人サロンでは、毎月の売り上げをおおまかに確認するだけのところもあるようです。

エステの施術だけではなく化粧品の販売もする場合は、特に在庫を含めた予算管理も必要になります。状況を把握してサロンの収益を分かりやすくするために、売り上げと在庫の管理方法を考えていきましょう。

サロンの売上管理を徹底する訳

エステサロンの目標売上高を達成するために、日々の売り上げを管理し分析するのは大切なこと。売上高だけを見るのではなく、その構成比も把握することが重要です。売り上げの上下や、キャンペーン時における収益の差額などを分析できれば、効率的に経営コストを下げることができるでしょう。

正確な売り上げを知るには、施術サービスと化粧品などの物販を分けて考えるのがポイントです。ただ表面的に売り上げ全体を見てしまうと、どこの利益が弱いのか見失ってしまいます。それぞれの売り上げを分けることでサロンの弱点をつかむことができるので、将来どこに力を入れて収益を増やしていくべきかを考えてみましょう。

売上管理表の書き方

正確に売り上げを管理するには、売上管理表を定期的にまとめるとよいでしょう。売上管理表とは、エステサロンの売り上げである施術サービスや化粧品などによる利益を詳しく知るためのデータをまとめた表のこと。売上管理表の形式はさまざまですが、基本的な売上管理表の項目例は以下のとおりです。

・売上高

前述のとおりエステサロンの売上高は主に「施術売上」と「物販売上」に分けられます。売上高の計算方法はそれぞれ、「施術売上=施術客数×施術単価」と「物販売上=物販客数×物販単価」で計算します。

・仕入高(売上原価)

「仕入高」も、「施術原価」と「物販原価」に分けて記載しましょう。計算方法は「施術原価=施術売上×施術原価率」と「物販原価=物販売上×物販原価率」になります。

・販売費および一般管理費

「販売費および一般管理費」は、エステサロンを経営するうえで必要な経費のこと。水道光熱費や宣伝広告費のような変動費と家賃のような固定費が含まれます。

・営業利益

売上高から仕入高を引いた「売上総利益」から、販売費および一般管理費をさらに引いたものが「営業利益」となります。

実際に売上管理票を書いてみると、計算が複雑で手間がかかると感じることがあるかもしれませんが、面倒くさがらず、安定した経営のためにしっかり計算しましょう。書き方が分からない場合は、インターネットで手に入る無料テンプレートを利用してもいいでしょう。

経費のコストダウンには在庫管理が大切

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エステサロンで扱う化粧品を適切な状態で管理することも、オーナーにとって大切な仕事です。商品の欠品を出さず、なおかつ過剰な在庫を持たないことは経営において重要であり、在庫管理はその後の資金計画にも大きく影響するものです。

在庫管理は商品ごとに場所を分け、ひと目で数量が分かるようにするのがポイントです。月末・四半期末・年度末ごとに棚卸しをして、無駄な在庫の確認だけでなく、損益についてもしっかり計算するようにしましょう。仕入から販売までにどのくらい期間がかかったかを把握すれば、商品ごとの在庫期間の目安を定めて、無理のない在庫管理を行うことができるようになります。

売り上げや在庫の分析結果をサロン経営の指針にしよう

無駄のない在庫管理は、効率のよいサロン経営につながります。新製品はリリース期間を過ぎて長期的に放置してしまうと、商品の価値が落ちてしまうこともあります。適切な在庫量を維持するには1カ月ごとに需要予測を立てて、毎月の必要量を決めましょう。

毎月の売上管理表を比較することで、広告やキャンペーンの効果についても分析しやすくなります。グラフや表などを使って分かりやすい分析データを作り、結果をサロン経営に反映していきましょう。

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