ノルマとは違う?エステティシャンが成長できる個人目標の考え方

お客様に満足していただけるエステサロンを目指すには、スタッフであるエステティシャンの育成がかかせません。そのためには、スタッフのやる気を引き出すための明確な目標が必要です。
しかし、オーナーから一方的に指示された目標では、エステティシャンにとって強制的なノルマだと感じてしまうこともあります。スタッフ一人ひとりにやる気をもって取り組んでもらうためには、一緒に成長する姿勢が大切です。積極的な姿勢で個人目標を達成しようと思えるようなサロンづくりについて考えてみましょう。

将来のビジョンを共有する

スタッフが成長するための目標を設定する場合、それぞれがなりたい自分をイメージしていることが大切です。オーナーとして、スタッフが持つ長所や短所を見極めながら、個々に合った目標を立てていきましょう。
オーナーが望むビジョンを一方的に押しつけてしまうのではなく、スタッフ本人の意志を確認しながら進めるのがポイントです。長所を伸ばすのか短所を克服するのかスタッフに確認しながら、本人が求めるスキルやキャリアアップを目指しつつ、将来のビジョンを共有すること。現状をより良くするためには、どんな個人目標が必要なのかを具体的に定められるようサポートしながら、本人のやる気を高めてあげましょう。

ビジョンをかなえるための個人目標を設定する

1701-03C_10161014380.jpg方向性が定まったら、実行できる具体的な個人目標を立てていきます。最終的にビジョンが達成できたかどうかを評価する「最終目標」を定め、そこに至るまでの明確な成果をあらわす「成果目標」と、その成果を出すために必要な行動の指標となる「行動目標」の3つを設定してみましょう。

例えば、“施術における得意分野を増やす”という「最終目標」を設定する場合、そこに至るプロセスとして、“今月末までに新しい技術を習得する”といった実現可能な範囲で「成果目標」を考えます。さらに、その「成果目標」を達成するために、“1日1時間は新しい技術の練習をする”といった毎日の「行動目標」を設定するといった流れです。
長所を伸ばす例を挙げましたが、短所を補う個人目標でもいいでしょう。段階を踏んだ目標設定で、より結果につながりやすくなります。

個人目標を設定するときの注意点

個人目標を設定する際には、スタッフの自主性と目標の具体性が重要です。エステティシャンの意思を尊重しながら、個人目標は自分で設定してもらうのが良いでしょう。そのうえで、サロンのコンセプトや方向性に合っているか、どの程度協力できるのかを検討しながら、お互いのビジョンが重なるところに目標を立てたいところです。

実際に、行動に移すためには、具体的な数値目標や期限を決め、評価を行うタイミングを定めること。設定する目標には分かりやすい数字を入れ、逆算して行動できるようにフォローしましょう。スタッフ本人が高すぎたり低すぎたりする目標を設定しようとした場合は、改めてビジョンを確認し、やるべきことを明確にして目標設定のフォローをするのも人材育成には欠かせません。

また、スタッフが個人目標を提示した際には、長所を褒めることがやる気につながるカギ。つい短所を指摘してしまいがちですが、長所もきちんと認めることでスタッフにも期待感が伝わります。

目標設定はスタッフの自主性がカギ

スタッフの自主性を育てるためには、まず相手の話をよく聞くこと。一方的な目標がノルマとして負担を感じてしまうのは、自分の意思とは関係なく一方的に与えられてしまうからです。個人目標をノルマにしないためには、何よりもスタッフの自主性を育てる姿勢が不可欠でしょう。

もし、エステティシャンが極端に低い目標を設定した場合は、その理由を確認すること。スタッフの意見を一蹴するのではなく、理由を聞くことでスタッフの不安を明確にしないといけません。話し合いを通してスタッフが自信を持てるようにし、より納得して取り組める目標を一緒に設定したいですね。

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